出会い

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給食はなんとなく終え、早くに学校は終わった。 すると意外な事に数名の女子が私を囲んだ。 栞といたが私は怖かった。 でも、 「香ちゃんだよね?宜しく!!なんて呼べばいい??」 と、笑顔で一方的に話してきた。 だから人見知りな自分を押し殺し、笑顔で宜しくねって言った。 そこで栞は割り込む。 「戸っちゃんって呼んで!昔から言われてるから(笑)」 と微笑む。 私は思わずはにかんだ。 栞め、私がそのあだ名で呼ばれたくないって知ってたはずだよね?? 今すぐにでも栞に不満をぶつけたい気持ちで一心だった。
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