第17章~地に堕ちた竜~

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ロイド「コレット…」 コレット「ロイド、とにかく話を聞いてみようよ! デリス・カーラーンを繋ぎとめる理由を聞こう!」 ?「そうね…まずこんな鎖一本であの星を繋ぎとめる事が出来る事が不思議なのだけど…」 コレット「リフィル先生!」 コレットの隣に居た知的な雰囲気を持つ女性…リフィルがBの投げた鎖を見る。 リフィル「どう考えても鎖一本で大地と星を留めるなんて出来る訳が無いわ、貴方もそう思うでしょ?ジーニアス?」 ジーニアス「うん、普通に考えてあり得ないよね」 リフィルの少し後ろに居る小さい少年がリフィルの考えに納得するようにうんうんと頷く。 ?「…私もリフィルやジーニアスの考えに同意する、その鎖に何かしらの力が加わっているなら分かるがその鎖にマナはおろか他の力も加わってはいないように感じる。 …プレセアはどう思う?」 プレセア「…私も…リーガルさんと同じ意見…です…」 さらにジーニアスの隣に居る囚人服を着ていて、さらに手首には手錠をしている人物…リーガルとその隣にいるピンクのツインテールでジーニアスと同じぐらいの身長をした少女…プレセアが答える。 ジーニアス「しいなは何か感じないの?ミズホの里はこうゆう感じのに詳しそうだけど…」 しいな「あのね…あたしらは隠密行動なら出来るけどこうゆうのは分からないよ、そこのアホ神子なら分かるんじゃないのかい?」 リーガル「ゼロス、何か分かるか?」 リーガルの斜め後ろに居る忍び装束を着た女性…しいなが指を指す先に居る赤毛で長髪の男を見る。 ゼロス「そうは言われてもねえ…俺様もわかんないのよねえ…」 ゼロスは右手で頭をかきながら困惑の表情を浮かべる。 B「別にその鎖にゃタネも仕掛けもねえよ、ただ材質はちょっと特殊なヤツだがな」 リーガル「…材質だと? 鉄ではないのか?」 B「そう、オレが作った[未来合金]ってヤツだ」
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