第17章~地に堕ちた竜~

14/30
前へ
/33ページ
次へ
政宗「覚悟しなオッサン!テメェら邪魔するんじゃねえぞ!」 政宗は両手に三本ずつ刀を持ち、信長に突っ込んで行くが………。 B「…C」 政宗「おっとッ?!」 政宗の数メートル前に信長を狙った時と同じ砲弾が落ちて爆発する。 政宗「…あんた、何のつもりだ?邪魔するなと言ったはずだ」 政宗はBを睨みつけ、右手の刀をBに向ける。 B「生憎、あんたはこの世界にいるべきじゃないんでね…オレと一緒に来て貰おうか」 政宗「この世界…? 確かに見た感じは日ノ本じゃなさそうだが…まずテメェは誰だ?」 B「…B、恐らく似たような名前を名乗った連中に会ってるはず…って、ちょっ!」 政宗がBの名前を聞いた瞬間、政宗はBに斬りかかってきた。 Bは政宗の手首を掴み、攻撃を防ぐ。 政宗「ああ…思い出したぜ…あの鉄の船に乗っていた連中の仲間か…! 今この場で切り刻んでやるぜ!!」 B「おいおい…信長はどうするんだよ?」 政宗「まずテメェからだ!オッサンの相手はあとだ!」 信長「…説ク、異国の人ヨ…」 ロイド「な…何だ…?」 リフィル「ロイド、その男から離れなさい! マナではないものが溢れているわ!」 プレセア「それに…彼はエクスフィアを付けていません、それなのに…」 ジーニアス「プ…プレセア?どうしたの?」 ジーニアスがプレセアの顔を覗くと、プレセアの顔は少し青ざめていた。 プレセア「…虚しいんです。 まるで人も、物も、全ての生き物を否定しているような感じが…! 恐いんです…!」 しいな「人を人として見てないって事かい!?そりゃあんまりじゃないか!」
/33ページ

最初のコメントを投稿しよう!

13人が本棚に入れています
本棚に追加