第16章~他の世界~

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~桜町~ ここは普通の世界。 魔法も無ければそんなに目立った事件も………前言撤回、一つだけ全ての異世界を驚かした事件があった。 それはーーー じいさん「それじゃあクロや、留守番頼んだよ」 ばあさん「すぐ帰って来るでのぉ」 クロ「ニャー!」 じいさんとばあさんは縁側に丸まって寝ている黒猫に話し掛ける。 そして黒猫が返事を返したのを聴くと二人は笑顔で頷き、玄関から出て行った クロ「……ったく、散歩はいいんだけどよお、じいさん達迷うんだよなぁ…」 縁側に座っていた黒猫は急に立ち上がり、人間のように座り、縁側の下から大工セットを取り出した クロ「最近またメンテナンスをサボってたからなぁ…どうりでアチコチがガタガタな訳だ」 クロは黒猫の着ぐるみを脱ぎ、全身が鉄の猫になると、腕の部分をドライバーで外し始めた しかしその時… ?「クロ~!ク~ロ~!」 塀を飛び超えて今度は全身サイボーグの猫がクロの目の前に降りて来た クロ「何だ、ミーくんかよ」 ミー「何だとは何だよ!それより大変なんだよ! 剛君がーーー」 ーーーーーーーー ーーーーーー ーーーー ーー ー
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