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そして、遼子の後頭部に手を添えて、ベッドへ緩やかに押し倒す。
遼子を組み敷き、耳元で囁いた。
「デートと言い、こんな所に呼び出して僕を誘うのですから、何をされても文句は有りませんよね?」
賢の妖しく光る目と、遼子を押さえつける両手の強さに、遼子は焦った。
「ちょ、ちょちょちょちょちょっと待って!じ、冗談よ!」
「今更何を言ってるんです?僕をけしかけておいて、冗談だなんて許されませんよ?ねぇ、遼子さん?」
そう言って賢は、遼子の唇に口づけようと顔を近づける。
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