あの時君が側にいた

出会ってまもない人でも仲良くなれるもの

「おはよう！」

「･･･････」

「やっぱ少し寂しいな････」

流石に誰もいない部屋に言うのも虚しいもので

今家には俺しか住んでいない。

他に父さんと母さんそれに妹の『茅』ｶﾔ は1年前まで居たのだが父さんの仕事の都合で引っ越してしまった。

もちろん俺も行かないと駄目なんだか、『せっかく高校受かったからここにいる』と言ったら泣く泣く許可が降りたのだ

高校生であり、大概のことは出来ると思ったからだ

何故か茅もここに残ると言って駄々こねてたけどあっけなく連れていかれた

可愛そうな妹だ。