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そしてランス達は魔王ロザミィの城にやってきた。
ランス「そういえばセレスはなんでこの土地に普通に入れるんだ?もしかしてセレスも亜人?」
セレス「ええ、私も亜人です」
ランス「やっぱりそうか、まあ魔王の家来が人間なわけないからな」
セレス「そんなことより魔王になってくれるのは嬉しいのですが、人生の重要な選択をこんなに簡単に決めていいんですか?」
ランス「ああ、それはいいんだ。これが世界平和を一番早く実現出来そうだからね」
セレス「けど、時間はほとんどありませんよ?」
ランス「…そんなに短いのか?」
セレス「今日を入れてあと16日ですね。そこから魔王就任の儀に二日かかるので実質二週間しかありません」
ランス「…二週間あれば多分大丈夫だ…うん…きっと大丈夫…」
そんなランスをセレスは少し不安そうに見つめる。
ランス「セレス、一個中隊が二つ程必要になるんだが、用意してもらえるか?」
セレス「分かりました、何とかしましょう」
ランス「……………」
セレス「……………」
ランス「なんでさっきから急に事務口調になったんだ?」
セレス「雰囲気をだそうと思って…」
ランス「そ…そう……」
そしてランス達は城についた。
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