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ランス「うわっ………」
突如現れた謎の女装神父達(120㎝)
ランス(ロンガさんなんだけど…全員が同じ格好ってなんだよ!!!)
心の中で突っ込みランスは目の前が真っ暗になった。
ランスの精神の許容量をオーバーしたようだ。
ランス(…って、気絶している場合ではない…何せあと二週間しかないんだから)
セレス「ランスさん、これで部隊はできましたよ!一個中隊二つ分はいると思います!」
ランス(うん………迫力&戦闘力共に高いね…人間でも、魔族でも、マッチョの小さいおっさんがゴスロリを着て、片手にフレイルを持って突進して来たる確実に逃げ出すだろうな…)
それが一人や二人ではなく数百人も一斉にやってくる。
気の弱い奴なら見ただけで失神は確実だろう。
ランス「ああ、これなら十分だ」
ランスは引きつった笑みで答えた。
セレス「ご満足して頂けたなら幸いです。それでランス様の策とは?」
ランス(ここで話が戻るのか)
ランス「策と言える程の物じゃないけど…勇者ギルドを囮に使う」
ランス(我ながら酷いことを考えるものだ…魔族の大軍と魔王が四人も現れるのを勇者ギルドが黙認するはずがない。それを利用するのだ)
セレス「分かりましたそちらも手配をしておきます」
ランス「ああ、頼むよ」
セレス「では、時間も遅いのでもうおやすみ下さい」ランス「そうさせてもらうよ」
セレス「寝るのは沢山あるので好きな部屋を使って下さい」
ランスはセレスの言葉を聞きながら逃げるようにその場を立ち去った。
この日にできたゴスロリ軍団は、後々伝説に残るだろう…
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