ランス軍+αVS勇者一行その①

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ランス(うわ~こいつ短気だよ…しかも1対24で戦うつもりなのか?卑怯にも程があるな…勇者なら魔王と一騎打ちぐらいしたらどうだ?) ランス「いいけど、君の名前を教えてくれ。自分が倒す相手の名前ぐらい知っておきたい」 ランスは負けるつもりがない…あと負けたくない気持ちから挑発の為に言ったのだが効果は抜群だった。 勇者「戦う前から勝利宣言とは…いい度胸だな魔王!俺の名前はヱトランゼ!!貴様を倒して勇者ハルクと同じ伝説の勇者になる男だ!!」 ランス(こいつ…典型的な野心家だな) そして目の前の魔王がその勇者ハルクの息子がだとは夢にも思うまい。 ランス「いいだろう…その挑戦受けて立った!!」 ランス(勢いで言っちゃった…) ランスがまさにバルコニーから飛び下りようと手摺に足をかけた時。 ランスはそれに気付き硬直した。
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