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???「そういえばまだ私の名前を言ってませんでしたね…私はセレスと言います。」
(゜Д゜;)(なっ、こいつ女だったのか!!)
ぎろっ!
セレス「黙れ…」
(;・ω・)(すいませんした)
ランス(…………全然そう見えなかった…)
セレス「何を哀れんだ目で見てるんですか」
ランス「いや、なんでもない…」
セレス「どうせ女には見えませんよ!」
ランス(げっ…地雷を踏んだか!?)
セレス「その話はまた後程させてもらいます」
ランスは初めてキレてる人の笑顔は恐いと知った。
セレス「話を戻しますよ」
ランス(恐いからいちいち睨まないでくれ…)
セレス「元々この国に五人の魔王様がいたのは知ってますよね?」
ランス「ああ、その中の一人が僕の母さんだったんだろ?」
ランス(思い出すとまた鬱になってきた…)
セレス「はい。そして私の住んでいる土地の支配者でもありました…」
ランス「………」
セレス「元来魔王様達は仲が良くなかったのですが、むしろロザミィ様を除いた全員が魔族全体を支配しようと狙ってるくらいで…」
ランス「そんな時に母さんがいなくなった」
セレス「はい…そこへ他の四人の魔王様達が競ってロザミィ様の土地をほとんど占領してしまったんです」
ランス(それはやっぱり父さんが原因だよな?)
セレス「だから私達の土地を取り戻すために新しい魔王様を探していたんです」
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