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某所八裏峠―
ヴオオオオォォォ…
赤ヘルライダー「…」
黒ヘルライダー「…」
オオオォォォン……
赤ヘルライダー「…さっきのニンジャどうよ?」
黒ヘルライダー「てんでだめだ。
突っ込み甘ぇし、コーナリング中車体も安定してねぇし…」
赤ヘルライダー「だな。
それと関係ねぇがニンジャの中途半端なステアリングって個人的に好きじゃねんだよな。」
黒ヘルライダー「確かに。
まあ時代は扱い易さを求めてるから仕方ないさ。」
赤ヘルライダー「…おい、そろそろ来る時間だぞ。」
ゥォォォォン…
黒ヘルライダー「来た!!」
ウォォオオオオ―
赤ヘルライダー「すげぇ…フルスロットルくれてやがる!」
黒ヘルライダー「コーナーに突っ込んで来るぞ…!」
…ウォン、ウォン!!
ゥォォォォォォオオオオ―
赤ヘルライダー「…」
黒ヘルライダー「…」
ウオオオオォォォォォォ…
赤ヘルライダー「…やっぱ迫力が違うな。
八裏最速って噂は伊達じゃねぇ。」
黒ヘルライダー「あのYZFに勝てるやつなんていねぇよ。
見てたらウズウズして来やがった…
もういっぺんやるか!」
赤ヘルライダー「うっしゃ!」
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