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「はぁ……で、しばらく居候させてくれとでも言うのか?」
「……すみません」
すごい勢いで萎縮する椛。
さて、どうやって追い出したものか……。
と、そこで。俺の頭に一つの案が浮かぶ。
「おい椛。条件付きでここに住まわせてやるけど、どうだ?」
「本当ですか!?」
反応すんの速いな。
しかしまぁ無垢な奴だなぁ。そんな嬉しそうにしちゃって。
「嘘言ってお前の体売りさばくのもありっちゃありだけどな」
「そんな……」
おい。そんな真剣に受け取るんじゃねぇ。
「冗談だ。ま、俺一人暮らしだし。お前一人くらい養ってもお釣り出るくらいの生活費は稼いでるし。」
勿論親からの支給もあるが。
「じゃあ……!」
「おう。俺の性奴隷として住まわせてあげよう!おめでとう。椛は寝床を手に入れた!」
「……………………は?」
長い空白の後、椛は間抜けな声を出した。
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