夢と現

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土方さんが持ってきてくれたお粥を食べつつ、あたしは夢の事を思い出していた。 父から虐待される夢、母さんが死んだ時の夢、自分の身体を売り歩いてた頃の夢。 不安になるといっつも辛かった時の夢を見る。 なんか…、我ながら情けないよな。 柴崎組の頭として、みんなを引っ張らなきゃいけないのに… あ、今幕末にいるんだった。 もぐもぐとお粥を食べながら物思いに耽っていると、土方さんが話しかけてきた。 . . .
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