午後の深み
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微睡みの中 朧ろ世界を往き来して あの頃の一景が 枯れ葉の様に 音もなく舞い落ちてゆくとき それは既に潰えた夢なのか ただ繰り返すだけの夢の残像なのだろうか そして ここに居たはずの君も 思い出の一欠片に過ぎず 時は意識の中で交錯を続ける やがて 季節は去ってゆく 切なさと ほんの僅かの優しさを残し 風が 君の香を運ぶ午後 とこしえの微睡みに 尚も夢と戯れる
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