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(…先生、ほんとに、存在が18禁――――!)
指を唾液が伝って、手のひら、手首へ。
それを有明の親指が拭った。
そんな些細なことも、瑞穂には妖しく感じ思わず目を強く瞑る。
「瑞穂さん…こっちにも蜂蜜、ついてる」
「え」
目を開けると、目の前には有明の顔。
すぐに柔らかくて温かいものが唇を覆った。
「ん…っ、せん、せ…ぁ」
名前を呼ぶのも一苦労なほど、角度を変えては唇が塞がれる。
甘い吐息と声が漏れるほど、二人の気持ちは昂って。
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