*短編*

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侵入してきた甘い舌は、瑞穂の舌を優しく絡めとった。 (瑞穂さん…甘い…) (先生…) ゆっくりとソファへ瑞穂の体を倒すと、瑞穂も腕を有明の首へ回す。 (眼鏡…邪魔だな) 瑞穂の顔に当たる感覚がして、外すために軽く口づけを落として顔をあげる。 「…せんせ?」 「なにしてる」 「なにしてるって…え?」 瑞穂が有明の向けた視線の先を見る。
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