*短編*

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「「ヤホーィ!!」」 「加津佐さんッ!国見さんッ!!」 いつから見ていたのだろうか、国見のテンションは高く、加津佐はほんのり頬を染めている。 有明は盛大な溜め息と共に、瑞穂の体を起こした。 「勝手に入るなよ…」 「鍵かけてなかったんだもん、ねっタケル~」 「そうそう!ってか晴ちゃーん!!危機一髪だね!」 瑞穂の頭を撫でようと手を伸ばすと、有明に払われる。 「こわっ!晴ちゃん、有明ったら狂暴なオオカミだよ!こっちおいで!」 「行ったら殺されかねないのでいきません」
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