第1章
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あり得ないくらい、しょっぱい。 私は慌てて、さっき大量投入した粉の容器を見た。 ……… ……………塩。 やっぱり。 私ったら、本当に漫画みたいなミスをしてしまったんだな。 ……ていうか、お兄ちゃんめちゃくちゃ美味しそうに食べてる。 ……ほんっと、信じらんないわ。色々と。 「りーい」 お兄ちゃんに呼ばれた。 今度はなによ、もう……。 「なに?」
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