第三話 ‐二人の時間‐

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すばるの部屋に入ると、其処は驚くほど静かで。 俺の心の闇を溶かして行くようなきがしたんや…。 『ただいまあー…』 ゙おかえり゙は返ってこおへんのは承知で毎日言うセリフ。 いつもはすぐに話し出すのに、今日は涙が止まらんくて。 泣きながら、すばるのベットに腰かけた。 30分間泣く俺の背中をすばるがじっと見つめてたことも知らんと。 嗚咽混じりに泣き続けたんや。
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