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『………!!』
背中に温もりを感じて、驚いて振り替えると。
『す…ばる?』
涙を目にいっぱい溜めて、俺の背中を擦る天使が居た。
『ごめっ…ありがと…、すば…泣かんといて?』
振り替えってすばるを抱き締めた。
『~♪~~♪~~♪~♪』
抱き締めて居るからなのか、耳許で小さく聞こえるメロディーは。
天使が奏でる音。
聞き覚えのある優しいメロディーに…
天使が溢した涙で濡れる肩。
『すばるくん…それ、俺が生きていくための主題歌にしてもええ?』
『~♪~~♪~♪』
『何も喋らんでもええ。せやから、俺の側で…俺の話を聞いててくれへん?』
『~♪~~♪』
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