第六話 ‐間違いだらけの夜‐

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‐黒side‐ あの夜…あれからすばると話したんや。 すばるとは付き合われへん事と。 ヒナと暮らすこと。 すばるは言ってくれたんや。 『引っ越し祝いの日までには、全部吹っ切って…、酒と食いもん持って祝いに行くから。』 『すばる…ごめ…』 『あやまんなや…、無理聞いてくれて…ありがとうな?』 泣きながら交わした約束を、すばるは守ろうとしたんやろう…。 せやけど、守るにはすばる自身の心を沢山削ることになったんやろう…。
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