第一話 ‐天使の血‐

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‐黄side‐ あーもー…腹立つ!! 何やねん… 何やねん…なあ… 『あ゙あ゙ーーー!』 酒に酔った振りをせーへんかったら、恥ずかしいぐらい叫んだ俺。 こんな道の真ん中で。 『何やねん!見んなや!!』 見てくるやつらを怒鳴り飛ばす。 いや、突然叫ばれたら俺でも見るけどな? 『~♪~~♪~♪~~~♪』 心地いい歌声が聞こえてきて、そっちに目をやると。 むっちゃ綺麗な人が歌ってた。 『…なんで?』 郵便ポストの上に座って。 綺麗な声で歌ってた。
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