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‐黒side‐
あの夜…あれからすばると話したんや。
すばるとは付き合われへん事と。
ヒナと暮らすこと。
すばるは言ってくれたんや。
『引っ越し祝いの日までには、全部吹っ切って…、酒と食いもん持って祝いに行くから。』
『すばる…ごめ…』
『あやまんなや…、無理聞いてくれて…ありがとうな?』
泣きながら交わした約束を、すばるは守ろうとしたんやろう…。
せやけど、守るにはすばる自身の心を沢山削ることになったんやろう…。
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