習志野 千葉

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延びてしまうだろう。  「センバ?顔が暗いぞ?」  「お前のせいでな」  蔵井は頭に疑問符を浮かべ「ん?」と首を傾げる。  「まぁ遅刻の言い訳でも考えておくか」  「今日の一時間目は鬼の体育だったからサボりたかった。とかは?」  「・・・・・・蔵井ホントに死ぬぞ」  「わーってるって。ほら、電車来たぞ」  電車の中に入ると、ぎゅうぎゅうの人混みがお出迎えしてくれた。  中でどうなったのかは言うまでもない。
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