Ⅱ ~1年前~
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「…さむっ」 屋上は、異常なくらいに寒かった。 思えば、12月。 マフラーや、手袋なしで屋上に来るなんて、ある意味チャレンジャー。 風が当たらないようなところを、必死で見つけようとした。 「あ、あった」 それは、あらゆる位置から見えないベンチ。いわば死角。 風もあたらなそうだし、サボるときや、今みたいに1人になりたいときに最適。 淋しそうなベンチに、あたしは腰掛けた。
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