Ⅱ ~1年前~

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「…はぁっ」 履いた息が白かった。 「げほっ…ゴホ、ゴホっ…」 なんか、ヤ…ヤバイ。 「想空羅…?いる?」 「…ゴホっ、しゅ……ゲホッ…ん」 声が出な…い。 「想空羅!?」 「げほっ…ゴホっ、ゴホっ…」 瞬、はやく…助け……て。 「…想空羅、見付けた」 「げほっ、げほ……助け…………て……ゴホっっ…」 「大丈夫か?!病院行くぞ!」 そうして、あたし達は病院へ向かった。 でも、これより酷いことがおきるとは、誰も思わなかった―…。
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