20人が本棚に入れています
本棚に追加
「…はぁっ」
履いた息が白かった。
「げほっ…ゴホ、ゴホっ…」
なんか、ヤ…ヤバイ。
「想空羅…?いる?」
「…ゴホっ、しゅ……ゲホッ…ん」
声が出な…い。
「想空羅!?」
「げほっ…ゴホっ、ゴホっ…」
瞬、はやく…助け……て。
「…想空羅、見付けた」
「げほっ、げほ……助け…………て……ゴホっっ…」
「大丈夫か?!病院行くぞ!」
そうして、あたし達は病院へ向かった。
でも、これより酷いことがおきるとは、誰も思わなかった―…。
最初のコメントを投稿しよう!