始まりの日

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ついた先は個室だった 殺風景な部屋、テーブルとイスがあるだけであった {少々、お待ちください}仮面をつけた店員は部屋を出ていった 「「ふぅ…」」 俺と佐紀は大きなため息をついた 「あの人怖いね」 俺も同感であった 今まであってきた人とは何かが違う そんな気がしていたからだ 「だよな、でもここまで来たんだ後戻りはできない」 「そう…だよね…」 {お待たせしました、まず最初に私の名前はQと申します} 相手は本名を明かさなかった 「よろしくおねがいします」 震える声で言った {よろしくおねがいします、あなたと彼女の名前を教えてくれますかですか} 「神村 有人です」 「西崎 佐紀です」 Qと話していると同じ年の人と話しているようだった まさか… {わかりました、有人さんと佐紀さんですね} {なぜこのgameをplayするのですか?」 「それは「行方不明になった友達をたすけるためです」」 俺の言う言葉を無視して佐紀は答えた
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