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自分たちのステータスが細かく表示されていた
「武器はハンマーか…」
男らしくて気に入っていた
アンケートでもハンマーと答えた
{すべての準備は整いました}
Qは少し笑みを浮かべながら喋っていた
{腕時計をはめてください}
カチッ・・・
腕時計をはめた
しかし
「なんだよこれ、外せないじゃん」
いくら引っ張っても外せない
皮膚と一体化しているようだった
{もちろんです、腕時計はgameoverになるまで外れません}
「ちっ・・」
思わず舌打ちをした
そろそろ始めましょうか
{隣の部屋に移動してください}
Qが隣の部屋に向かい
あとを俺と佐紀がついていく
「なぁ…佐紀」
「ん?どうしたの」
「絶対助けような」
「もちろんだよ」
佐紀が笑顔で答えた
佐紀の笑顔なんて久々にみたきがした
{こちらです}
「「これは…」」
二人同時に同じ言葉を発した
そこにあったのはSF映画に出てくるような機械だった
{転送装置でございます}
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