1人が本棚に入れています
本棚に追加
学校を後にして佐紀と帰り道を歩いている
「ねぇ…」
佐紀が口を開いた
「どうした」
なにかあるということだけはわかった
「有人、Ωgameって知ってる?」
佐紀からΩgameのことを話してくるなんて思ってもいなかった
「知ってる、Ωgameがどうした」
「実はね、私の友達が行方不明になったみたいなのこれって、多分……」
「嘘だろ…」
佐紀は目が赤く泣いているようだった
「原因は、Ωgameだと思うの」
「俺もそう思う、急に行方不明なんて可笑しい」
「だから、助けたいの」
それは即ち、佐紀がΩgameに参加するということになる
「危険すぎだろ、下手したら自分まで…「わかってる」」
俺の話を割り込み言った佐紀は本気だった
最初のコメントを投稿しよう!