*二股*

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「なに? 」 恐ろしいくらい低い声で電話に出る彼。 沢山聞きたい事や話したい事はあったけれど、その声と冷たさに固まる私。 「……いゃ、特に用はないんだけどー 」 私の言葉を最後まで待たず、さらに冷たい声で彼の返事が返ってくる。 「用もねぇのに、何度も電話してくんじゃね~よ 」 プツ プー プー プー…… やっと、でてくれた電話は一分もしないうちにきられた…… …………。 ( *`ω´) 彼女は彼氏に用がないと電話しちゃいけないのかぁ!!(しかも用あったし!) とも言えずに、私は静かに涙をポロポロと流した。 ・
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