21人が本棚に入れています
本棚に追加
「なに? 」
恐ろしいくらい低い声で電話に出る彼。
沢山聞きたい事や話したい事はあったけれど、その声と冷たさに固まる私。
「……いゃ、特に用はないんだけどー 」
私の言葉を最後まで待たず、さらに冷たい声で彼の返事が返ってくる。
「用もねぇのに、何度も電話してくんじゃね~よ 」
プツ
プー プー プー……
やっと、でてくれた電話は一分もしないうちにきられた……
…………。
( *`ω´) 彼女は彼氏に用がないと電話しちゃいけないのかぁ!!(しかも用あったし!)
とも言えずに、私は静かに涙をポロポロと流した。
・
最初のコメントを投稿しよう!