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そんな男の話しを、すっかり真に受けていたアホアホ女は暫く幸せな時を過ごしていた。
知り合った島で彼はサーフィンをしたいから一緒に住もうと言われ、そこでの生活を想像し夢みたり……
島で私はどんな仕事をしようかと真剣に考えてみたり…
かなり舞い上がっていた私。
幸せ過ぎて心もお腹もいっぱいで食べなくても大丈夫なくらいでした。
が!!
そんな幸せな時間は長くは続かなかった。
あっという間過ぎて、彼の変わり身の早さについてゆけずオロオロする私。
「私って、大野さんの何? 」
「彼女だよ。決まってんじゃん 」
彼女なのに遊ぶ約束をした日、携帯にかけても出てもらえず、しまいには実家に転送される。
彼にも携帯の便利機能にも、ついてゆけない私は仕方なく、お母様にお聞きするとー
申し訳なさそうに
彼は朝早く出掛けて行ったと……教えてくれた。
その時は、すでに夕方だったー……
……。
( *`ω´) どこに行ったんだぁ~!!
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