《4》

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飲む! 歌う! そしてまた 飲む! いつものように盛り上がるだけ、盛り上がる。 これだから、やめられない。女だてらに私もなかなかのイケるくち。 「匠~誘ってくれて、ありがとう~」 酔いも手伝って、舞い上がった私は匠に抱き着いた。 「何だよ~沙祈~そんなに嬉しかったのか?寂しいやつ~」 えっっ?私、寂しいの?いやいや楽しいからっ そんでもって、そこそこハッピーだからっ 「なーに言ってんの!匠!もう一杯行くよ〰おじちゃんオカワリっ」 「よっしゃ そうこなくちゃね~沙祈ちゃん」 久しぶりに会えたのも手伝って、私は匠とさんざん盛り上がった。
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