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みんなまだまだ盛り上がってるなか、俺は膝に沙祈ちゃん先輩がいるから身動きもとれず…
「雄二、お前ってさぁ~沙祈ちゃん係だな。ヨロシク!ヨロシク!」
お気楽に声かけてくるのは俺の同期の浩二。いっつもつるんでるから、沙祈ちゃん係な俺をいつだって見てるんだよな…
「仕方ないだろ。」
実は飲むと最後は必ず俺のところに来る沙祈ちゃん先輩。可愛いんだけど、俺がいない時は一体誰に甘えてるんだ?
少しだけ、グレーなモヤモヤが俺の心に沸いてくる。
「雄二……」
突然、名前呼びながら俺のシャツを引っ張ってきた。
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