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「わぁ、綺麗……。先生みて!向こうの景色なんかオモチャみたい!」 「そんなに慌てないで。ここからでも見えますから。」 ベットに腰を下ろして舞衣ちゃんごしに窓の外を眺める 「やだ。横に来て一緒にみよ?」 手をぐいぐい引っ張りながらふてくされた顔でいう ……今更ながら随分積極的じゃない? 昼はお母さんが居たからなのか、お母さんが居なくなった途端に自分から話し掛けてくれる きっと家でも自由は認められていないんだろうな
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