四章

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自宅 自室前 ガチャ スーーーー 青龍「本当に申し訳ございませんでした」 え?なに?どういう状況? シェリーとレイとミレイの前で青龍が土下座してるんだが 青龍「無理矢理襲って」 『青龍』 青龍「えっ!?」 『もういいよ。 お前もお前なりの事情があったんだよな?』 青龍「………」 知華「よかったね。 双子だよ」 青龍「本当に!?」 知華「えぇ。 男の子と女の子」 青龍「ダーリン、あなたは私の永遠の憧れ。 ダーリンに会えて本当によかった。 今までありがとう」 『なんか別れの言葉みたいだな』 青龍「うん。 今まで迷惑をかけすぎたね。 私、二度とダーリンの前に現れないから。 さよなら」 『待てよ。 今お前は俺がどれだけお前を信用しているのか分かっているのか? イタモックの重要人物じゃないのに会議の参加資格もある。 こんなの恭史朗とお前だけだぞ。 二度と現れないなんて言うな』 青龍「ぅん…ヒック…ヒック…」 『泣くなよ』 青龍「ぅん…ありが…とう…」 『これからもよろしく』 青龍「でも…でも…家も売っちゃったし…」 『んなもんここに住めばいい』 青龍「でも…」 『今じゃゼウスとかが勝手に住み着いてるんだから別に構わん。 まだ使ってない部屋もあるから勝手に使え』 青龍「ありがとう…本当に…ありがとう…」 シェリー「ちょっと青龍来て」 と言って青龍を連れてベランダに出ていった
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