episode 1

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Haruka Side ……この高校に初めて足を踏み入れた時、聞こえてきた第一声。 「カッコいい~♪」 それも、すべて語尾にハートがついている。 目の前に広がるのは女子の群れ。 もう全校生徒の半分は居るんじゃないかってぐらい。 その群れの中心にいるのが…皆さんの目的の人達らしい。 群れの中心には、背丈の高い「超」がつくほどのイケメン。 1人は微笑んだまま。 1人は無視。 1人は笑顔で手を振っている。 3人とも町中ですぐ見つけられるような顔立ちではない。(むしろ…いや、逆に整いすぎ) 私は転入そうそう、正門にて唖然としてしまった。
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