~あ~

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 ドーン、ドーンと遠くから音が聞こえて、初めに上がった鮮やかな光が私の顔を照らす。  一番見えるこの秘密の場所には、私とこいつしかいない。  ドーン、ドーンと断続的に響く花火の音を聞きながら、私は瞳から雫をこぼしていた。  花火が終わると、私はこいつとサヨナラをしないといけない。  またね。じゃないサヨナラをしないといけない。  だって、こいつは本当はいないから…。  本当はここにいちゃいけないから……。  だって、こいつはぽっくり逝きやがったから……。 。
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