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―キーンコーンカーンコーン――
ガララッっとドアを開け気だるそうに教室へと入ってきたのはまるで深紅といったような真っ赤な髪をしている長身の男
長身というか背が高すぎて
教室の入り口を若干頭をすくめながらでないとくぐれないほど
「おーい、オメーらァ、授業始まってんぞーー。さっさと教室入れバーか」
教室の扉の上側に手をかけて
廊下に顔だけ覗かせながら生徒を叱りつける
バンッ
持っていた教科書を教卓へ置きまたまた気だるそうに口を開く
「えー、今日からここの最遊学園の2年英語教師になりましたー名前は…」
カッカッカと黒板にチョークを走らせる音が響く
「沙悟浄-サ ゴジョウ-ってもんだ。ヨロシクvV」
ヘラッとシニカルな笑みを浮かべる沙悟浄先生
「あ、気軽にごじょーセンセ♥って呼んでくれや?特に女子vV」
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