1.幼なじみトランス?

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御影「え?私服……女の子っぽい?」 美里「かなり」 御影「で、でも、お店の人とかお姉ちゃんは男女共用って言ってたよ…?」 美里「確かに男女共用ではあるけど、御影は顔が女の子っぽいんだから、女の子の服にしか見えないのよ!」 御影「うぅ……理不尽だよ」 美里「……やっぱり私が服選んでやるしかないね」 御影「え?」 美里「ライバルにはそれなりの威厳を持ってもらわないと困るんだから(^^)」 美里が僕のことをライバル視し始めたのは小学2年生の頃だ 初めは無視していたのだけど 次第に僕のプライドをつっついてくるようになり 僕もライバル視を始めた 勉学では僕、運動では美里が圧勝 御影「い、いいよ……服ぐらい自分で選べるもん……」 美里「……じゃあとりあえず今日私の家来てよ、一番イケてる私服でね?」 御影「……」 美里「……」 御影「わ、分かったよ……」 美里「よし、決まり(^^)」 ということで本日の予定が出来たところで 結局僕がお昼ご飯を買ってくることに…… これじゃあパシりと同じだよね…… ライバルなのに不服だよ…… 放課後 御影「……じ、じゃあ、また後でね」 美里「女装してくんなよ~」 御影「しないよ!誤解されそうなこと言わないでよ!」 美里「にひひ~またね~」 家に帰ると 僕の尊敬すべきお姉ちゃんがソファーで休んでいた
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