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なんとそこには黒髪美男子殿!
顔は小さくて、肌は色白で繊細。
「お、おーい」
目はキリッとしたセクシーな流し目。
「桜ちゃん?」
ちなみに細マッチョの匂いが……
「さ~く~ら~ちゃ~ん」
「あ、はい」
「おはよう」
「おはようございます」
とりあえず、今更なご挨拶。
しかし、
「どちら様?」
「あ、俺はねぇ、同室になった桐谷 拓也って言います。よろしくね」
「ああ。同室かぁ」
へぇ、同室。
みた所、中型の冷蔵庫一つに、扉が二つ。
ベットは隣り合わせで……ふ…たつ…
「え?二つ?え、えええ!」
「あ、今気づいた?この部屋は桜ちゃんと俺の二人部屋らしいよ~。なんか何処も満室らしくて桜ちゃん帰るか別の病院に行かないといけないらしかったから、俺が使ってる部屋をシェアしないかって提案したんだ。勝手にごめんね……」
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