「お友達に…なりましょう?」

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「はい。」 「ありがとうございます。お金は…」 「いいよ。奢らせて。」 「いや、でも…」 「こういうのは、男が払うもんでしょ。」 「…ありがとうございます」。 “いいえ”。そう言って彼は優しく微笑んだ。 結局奢ってもらってしまった。 でも、一体何をしに来たのだろうか。 「時間ある?」 「はい。大丈夫です。」 そう言って彼は少し安心したように微笑んで言った。 「少しお話をしようか。」
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