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「そう!茉莉菜だからまりりん。可愛いでしょー。」
そういう真美さんがとても可愛らしいです。
「あっもう9時!真美ちゃん。診察行くわよ!」
「えー。もうちょっと、結愛ちゃんとお話したかったー。」
「そんなの何時でも出来るでしょ。ほら、行きますよ。」
「しょうがないなー。バイバイ。また後でね結愛ちゃん。」
ブスくれながら言う真美さんを茉莉菜ちゃんが連れて行ってしまった。
……………。
いつでも出来る…か。
この言葉を聞くたびに反応してしまう。
いつでも…なんて、絶対じゃないんだけどな…。
茉莉菜ちゃんがそんな事を言うなんて珍しい。
何か合ったのかな?
はぁ。
とりあいず、部屋に戻ろうかな?
そうして、私は誰もいない廊下を歩きながら自分の病室へ向かった。
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