「お友達に…なりましょう?」

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「ごめんごめん。あまりにも可笑しかったから。」 とか言いつつ彼はまだ笑ってる。さっきよりはましだが、結局5分ぐらい彼はお腹を押さえながら笑い続けた。 こっちからしたら、当たり前だが気分が良いわけではない。 でも、彼の笑顔があまりにも可愛かったから。 爽やかイケメン君の笑顔は、無邪気でとても可愛かった。 こんな綺麗な笑顔。きっと一生見られないだろうと思い、心のどこかで許してしまった。 「結愛は、ここの病院に入院しているの?」 「はい。」 やっと笑いが収まったのか、いきなり話しかけてきた。 私の質問はスルー何ですか。 しかも、呼び捨て。 「あの…。さっきも聞いたのですが、ここに女の子が…」 私の言葉に被さるように、今度はドアが“ドーン”と大きな音を立てて開いた。 いったい何なんだ。と思いながら、音が聞こえた方を向くと。 「!?」 いきなり誰かが抱きついてきた。
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