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ヴ「そうしたら二つ名はどうするんだい?」
ヴァンが書類に書き込むのを止め質問すると二人はしばし、考えだす
そして決めたのか、リリーナが話しだす
リ「私は“闇雷の舞姫”にするわ」
パ「なら私は“紅の武器商人”にしましょう、リリーナ、マスターに念話して下さい」
パンドラがそう言うとリリーナは分かったわと言ってしばしの間、目を瞑った
そして済んだわよと言うとヴァンが話を始める
ヴ「決まったようなので話を続けます、貴方方はSクラスに転入してもらいます、Sクラスには優秀な者たちが多くいます、7大貴族や姫様などです」
その言葉を聞いたパンドラが勢いよく立ち上がり、狂獣としての顔になる
パ「火の貴族はいるか!?」
ヴ「い…いますが……」
パ「そうかそうか、アハハハ♪、復讐してやるぞ!!」
突然豹変したパンドラにヴァンは戸惑いながら質問しようとするとリリーナも操者の表情になり言った
リ「聞かないでね…聞いたら貴方を殺さないといけないからね…」
ヴ「は…はい……」
ヴァンはリリーナの目を見て悟る
リリーナは脅しではなく本気で殺す気なのだと…
パ「殺してやるぞ、我が妹よ!!」
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