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現在、パンドラとリリーナはヴァンの指示に従い四階にある教室へ向かおうと階段を登っている
その間、パンドラは先ほどの事でリリーナに説教されている
リ「次、教室で目標を見つけて暴走したら一週間私の専属執事にするわよ?」
パ「それは嫌ですね、分かりました、気を付けますよ💦」
階段を登り切り、右に曲がるとある教室の前で待っている一人のスーツを着ている女性がいた
その女性はパンドラたちを見つけると近寄って話し掛けてきた
「貴方たちがSクラスへの転入生ね?」
パリ「「はい」」
ユ「私はユイラン・ディ・アルマ、
Sクラスの担任をしているわ、よろしくね」
自らをSクラス担任だと言ったユイランはパンドラたちと握手する
ピッチリとしたスーツにスカート黒い目に黒い髪、眼鏡をしていて見るからに堅物教師である
そして呼んだら教室へ入って来てと言ってユイランは教室へと入って行った
パ「さて、どのように自己紹介しましょうか?」
リ「別に普通でいいんじゃない?名前やらランクやらだけで」
パ「しかし属性となると私にはありませんからね💦、どうしましょう?」
リ「言わなくてもいいんじゃないかしら?属性を教えると不利になるとか言っても…」
パンドラとリリーナが自己紹介についてどのようにすればいいかと話し合っているとユイランの呼ぶ声が聞こえた
パ「さて、行きましょうか」
リ「ええ♪」
そう言ったパンドラに笑顔で答えたリリーナは揃って教室へと入って行った
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