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哲志くんは少し焦った様子だった。
私は少し考えて質問の内容を変えることにした。
「じゃあちょっと質問を変えるね。哲志は何で自分のポケットにあると確信したのかな?かな?」
哲志くんは焦っているせいか言葉を選んでいるようだった。
しばらくして私に話した。
「確かに霊夢の言うとおりに僕はポケットに入れていると確信していたんだ。けど実際確かめたら違っていた。」
確かに哲志くんがいうことはあっている。
更に私は聞いた。
「哲志くんはポケット以外にどこかで鉛筆削りを出したりしまった覚えあるかな?」
哲志くんはそれを聞いて少し考えていた。
ガラガラガラ
すると教室のドアが開く音がした。
私は後ろに振り向いて音のした方をみた。
ドアにいたのはなんと都ちゃんだった。
「都ちゃん!?」
都ちゃんは少し驚いた様子で私に話してきた。
「ひゃ!?霊夢脅かさないでよ~ハハ。」
都ちゃんは少し苦笑いをしながら右手を頭にあてる仕草をしていた。
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