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私は都ちゃんのケガが心配で聞いた。
「………都ちゃん。ケガ大丈夫………?」
すると都ちゃんは私が心配している事に気づいたのか笑顔で答えてくれた。
「ニャハハハハ~!!おじ様はこのとおり完全復活したんだよー!!」
そう言いながらガッツポーズをしてくれた。
その様子なら安心かなと私は思い哲志くんにさっきの質問を聞くのも面倒だったので、話題を変えた。
「哲志くん、とりあえず都ちゃんが戻ってきたし推理ゲームの続きどうする?」
それを聞いた哲志くんは何かいいたげな様子だった。
「どうしたの哲志くん?何かいいたいことがあるのかな?」
「さっきの推理って………ゲームだったのか………?」
哲志くんは目を細めた様子で私に聞いてきた。
私は言葉を間違えた事に気がついた。
だけどもう気がついた頃には遅かった。
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