序章

7/13
前へ
/53ページ
次へ
「あれ?ここ、俺ん家だよね?」 家の前に来てみると、高級車があった。 ベンツとか見るの初めてなんだけどw 「ここ、俺ん家だよな?いぃや、 何か違う。きっと俺は家を間違えたんだ。」 家の周りを一周してみる。 分かったこと、ここは正真正銘俺の家だ。当たり前だw 「でも、どうしよう」 なんか、入りにくい。誰が入っているのかもわかんないし。 どーしようw 家の中にヤーさんがいたらw 家に帰りたくない。 というか、なんで自分の家に入るのに緊張しないといけないんだよ。おかしいじゃないかwww という事で家に入ってみる。 まず、玄関。見知らぬ人の靴がある。男ものだ。という事は中にいるのは男の人? 何のようだろうか。 次にリビング。 ん?中から声が聞こえてくるぞ。男の人の声とお母さんの笑い声。 誰だろ? ま、まま、まさかヤーさん??wwwwww ちょっとチキンな俺だが、勇気を振り絞ってドアを開けてみる。 そこにいたのは見知らぬ男の人がいた。 「やぁ、こんにちは。聖也くん」 微笑みを浮かべている。 そこにはテライケメンがいたw ちょw 俺にそのフェイス分けろよw 「誰?」 俺の率直の感想を言ってみたwその声がお母さんに聞こえたようで、 「聖也、この人が聖也のパパなんだよ」 「え……えっ??…」 よーく見てみると、似ている部分もいくつかある。 特に銀色の髪と碧い目は、どこからどう見ても、この人の遺伝だ。 ちょ、なんでこんなにパパイケメンなのに俺、女顔なんだよw 蛙の子は蛙。イケメンの子はイケメンだろjk(←常識的に考えて ここで説明しよう← どうして父パパりんがいないのかについては、母が一回だけ話してくれたことがある。 俺が生まれ前、母と父は駆け落ちしたらしい。 父は、大企業の時期社長だったらしく、母との結婚を許してくれなかったらしい。 それで、駆け落ちしたものの結局見つかってしまい、社長(父方のおじいちゃん)に見つかってしまったらしい。 その時、父は運命の2択を迫られたらしい。 1,そのころ腹の中にいた俺を殺す 2,自分が家に帰り会社を継ぐ。そして、継いだ後に会社が安定したら、俺と母さんを迎えにいける というものだったらしい。もちろん、2を選んだ。 それが今まで母に聞いた話だった。 一度聞いてから、もう聞けなかった。 だって、ものすごく悲しい顔をして笑ったから………
/53ページ

最初のコメントを投稿しよう!

858人が本棚に入れています
本棚に追加