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海鳴市
6:00
高町なのはは、公園で訓練をしていた。
そこにはたくさんの缶がなのはの周りを囲むように並べてある。
なのははレイジングハートに
「いくよっ!レイジングハート!」
と言った。
「わかりました。」
レイジングハートが答えると、なのはは、
「アクセルッ…」
と言った。そのとたん、なのはの指に桜色の魔力光が集まっていく。
それがわかったレイジングハートは
「レディ…ゴー!」
と合図をした。
なのはは目をつむり
「シューターッ!」
と言った。すると桜色の魔力光が弾丸になり、缶を打って倒していく。
レイジングハートは
「1、2、3、4、5、6、7、8、9…」
と秒数をカウントしている。そして、
「10!タイムアップ。」
レイジングハートは言った。
なのはの周りには倒れた缶が散乱している。
しかし…
1つだけ、木陰にかくれた缶がまだ立っていた。
それを見て
「ああ~っ!おしいっ!」
なのはは悔しそうな声をあげる。
「その通りです。」
レイジングハートも悔しそうだ。
なのはは
「今日のは何点?」
ときいた。
「89点くらいです。」
「ありがとう。レイジングハート!」
そんな会話をしながら、なのはは道を歩いた。
そして、なのはが家に帰る途中に
新たな出会いが待っていたのだ―――――――――
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