鉄道員のキャメロン

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    オレは女の子にモテる! 長身で金髪に藍眼の誰もが認めるイケメンだからな! 面食いな肉食女子には気弱そうな感じで近付いて、いざって時にドSな感じで攻める。 プライドがお高そうなお姉さんタイプは車内の隅に追い詰めて甘い言葉を吐いてやれば大抵オチる。 ボス達目当ての腐女子だって、ちょっとボス達の口調を真似てやればキャーキャー言っちゃって…ホント、扱い易い。 ……ぇ?どうせ仕事は出来ないんだろって? 失礼だな!こう見えても電車を走らせたら右に出る奴は居ないんだぜ? あのノボリさんだって運転技術に関してはオレに頭が上がらないんだからな! ポケモンは…そうだな、下手ではない。 だけど何て言うか、そう。 "運がない" この一言に限る。 まぁよく挑戦者が陥る"サブウェイクオリティ"ってヤツ? オレはアレにいっつもやられんだ。 こっちの技が当たんなかったり、向こうの技がクリーンヒットしたり… 今日もそんなバトルばっかで散々な目に遭った。 こんな時は女の子で憂さ晴らしするのが1番! 「ソウナンダヨ~!ダカラサ、傷付イタオレヲ癒シテクレナーイ?」 「……キャメロン、勤務中に何電話してんだ」 「煩イ!…ェ?アァ、ゴメンゴメン!ウン、同僚ガ煩クテネー?」 「キャメロン、女の子と遊びに行くんだって」 「つか見てないで注意して下さいよクダリさん」 「面白いから見てた」 「全く…」 「ジャア、マタ後d、Σアッ!?」 「キャメロンの同僚です。申し訳ないが彼は今晩残業なので貴方とのお約束はキャンセルです。では」 「Σアーッ!!トトメス!何スンダヨ!!」 「女に鬱憤をぶつけるな。悔しいならクオリティ対策しろ」 「それ、言えてる!さすがトトメス!」 「タ、対策ッテ言ッタッテ…」 「先ず覚えさせる技は命中率100%のにしとけ」 「大文字より火炎放射、だね!」 「デモ火力ガ…」 「当たらないよりマシだろ。火力上げたいなら眼鏡でも帯でも持たせてだな…」 「ホゥホゥ…」 (キャメロンってチャラい。でもこーゆー時、ちゃんと真面目。偉い偉い) 『運が向かないオレの場合』 オー、意外ニ上手クイッタジャン オレッテ実ハ、テクニシャン? .
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